第一発見者②
2026年 02月 16日その日の明け方のこと
カーンカーンと言う大きな音で目が覚めた。
何の音だろうと思いつつも眠気には勝てなかった。
だが寝入る間もなく再びカーンカーンと音がする。
トイレに行きついでに時計を見ると4時過ぎだった。
不審者だったらどうしようと思いつつ
カーテンの隙間から外を覗いても暗闇があるだけだった。
布団に入ってしばらくするとまた音がした。
怖いけど音の出どころは想像もつかない。
それを最後に静まり返ったので眠りかけた時
今度は男性の唸り声がかすかに聞こえてくる。
くぐもった声で鮮明な言葉は聞こえてこないが
痛いと聞こえなくもない。
階下に寝ている94歳の父親だと思った。
深夜まで眠れない父は頻繁に唸り
イタイイタイとかカユイカユイとか声を上げる。
いつものことだとは思いつつも
何か大きな異変だったらと父の部屋の前に行く。
いつになくシーンとしていてホッとする。
安心して寝ようとするが
途切れ途切れに唸り声は続き怖くて眠れないので
ベランダに出てみた。
外に出て確認した方が良いのかと一瞬考えたが
真冬の寒さと不審者に出くわす恐怖で打ち消した。
ベランダから見ると隣家の玄関の中から灯りが漏れている。
声はその玄関の中からだと思った。
一緒に暮らすお母さんがいるので
大きな異変であれば救急車を呼ぶだろうと
ちょっと安心して布団に入った。
1時間ぐらいして声はしなくなったが
気になって眠れなかった。
隣家の息子が何か体調を崩したのか転んだのか
普段ならお母さんが居るはずだが
高齢なので入院でもしているのかとか。
かと言って明け方の暗い時間に
わざわざ大丈夫ですかと尋ねて行くのははばかられる。
もし大した事ではなかったら迷惑この上ないとか
隣家との薄い親密度から考えると逆に怒られるかもとか
グルグル考えて朝を迎えたのだった。
やだあ~、気になります~!
お隣さん、どうなさったんでしょう?
大事に至らぬ結末だといいのですが・・・
お隣さん、どうなさったんでしょう?
大事に至らぬ結末だといいのですが・・・
2
love dollyさん
文章のうまさにまるで短編小説読んでるみたいに引き込まれてしまいます。
とても大変そうなことなのに、えっ、次はどうなるの?って、つい、ごめんなさいね。
お父さんの描写についても、義祖母のことを思い出して「うちのおばあちゃんもなかなか大変だったけど、かわいいとこもあったなあとか。
dollyさんの手を見るとリュウマチだった母のことを想います。
そのころはまだ薬が今ほど開発されてなくて、ずーと痛みを抱えた日々でした。
大変なことがたくさんあると思いますが、自分のことを大切に、頑張ってね。
文章のうまさにまるで短編小説読んでるみたいに引き込まれてしまいます。
とても大変そうなことなのに、えっ、次はどうなるの?って、つい、ごめんなさいね。
お父さんの描写についても、義祖母のことを思い出して「うちのおばあちゃんもなかなか大変だったけど、かわいいとこもあったなあとか。
dollyさんの手を見るとリュウマチだった母のことを想います。
そのころはまだ薬が今ほど開発されてなくて、ずーと痛みを抱えた日々でした。
大変なことがたくさんあると思いますが、自分のことを大切に、頑張ってね。
> norakoubou2426さん
コメントありがとうございます。
一気に書き上げたいのですが複雑な感情が溢れ出て
少しずつ整理しながらでないと書けなくて。
大した文章でもないのに気を持たせてごめんなさい。
父や私のことをご家族の思い出に重ねて共感していただき
心が暖まります。
大変なのかそうでもないのか自分ではよく分からないような
鈍感な部分もあるので良かったと思っています。
自分の事は二の次になりそうですが気を付けますね。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
一気に書き上げたいのですが複雑な感情が溢れ出て
少しずつ整理しながらでないと書けなくて。
大した文章でもないのに気を持たせてごめんなさい。
父や私のことをご家族の思い出に重ねて共感していただき
心が暖まります。
大変なのかそうでもないのか自分ではよく分からないような
鈍感な部分もあるので良かったと思っています。
自分の事は二の次になりそうですが気を付けますね。
ありがとうございます。
by love_dolly
| 2026-02-16 14:04
| 戯言
|
Comments(4)

